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Wesco社の2025年サステナビリティレポート発表とグローバル企業のESG推進

2025年6月30日、世界各地でサステナビリティに関する重要な動きが見られました。本コラムでは、特に注目すべきWesco Internationalによる最新のサステナビリティレポート発表を中心に、昨日投稿された専門性の高い海外ニュースや論文から、ESG(環境・社会・ガバナンス)分野での最新動向をまとめてご紹介します。

目次

昨日のサステナビリティ最新トピック

1. Wesco社が2025年版サステナビリティレポートを公開

米国大手B2B流通・物流サービス企業Wesco Internationalは、2025年6月30日に最新の「2025 サステナビリティレポート」を発表しました。今回の報告書では、同社が掲げる2030年までの主要なESG目標への進捗状況と今後への展望が明確化されています。

主な取り組み内容:

– 温室効果ガス(GHG)排出量削減  

  2030年までにScope1およびScope2排出量を30%削減することを目指し、省エネ施策や再生可能エネルギー導入など具体的アクションを強化。

– 廃棄物削減  

  埋立廃棄物強度15%削減という数値目標設定。循環型経済への移行も視野に入れた廃棄物管理体制構築。

– 安全衛生と人材育成  

  労働災害発生率(TRIR)の15%低減、および従業員向け安全研修時間425,000時間達成など、人材投資にも注力。

– グローバル展開と地域密着型サービス  

  世界約50カ国700拠点以上で事業展開し、多様な顧客ニーズへ対応。デジタル技術活用による効率化も推進。

CEOジョン・エンゲル氏は「持続可能性は旅路であり、本年度も着実な前進ができた」とコメントしています。同社は今後もイノベーションとパートナーシップ強化によって持続可能社会実現へ貢献していく方針です。

(出典:https://www.prnewswire.com/news-releases/wesco-publishes-2025-sustainability-report-302493624.html

まとめ

昨日(6月30日)は、大手グローバル企業による具体的かつ定量的なESG活動報告としてWesco International の新しいサステナビリティレポート公開が特筆されます。同社は温室効果ガス排出量や廃棄物削減、安全衛生分野など多岐にわたり明確な数値目標を掲げ、その達成状況や課題について透明性高く情報開示しています。このような先進事例は、日本国内外問わず多くの企業担当者にとって、自社戦略策定時のお手本となり得ます。

なお、本日時点では他にも専門性ある新規記事や論文等について調査しましたが、「2025年6月30日」に投稿されたものとして確認できた主だった動きは上記のみでした。引き続き世界中から最先端情報を収集し、ご紹介してまいります。

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